整骨院には何回通えばいいの?

整骨院には何回くらい通えばいいですか?

身体の状態によって変わりますが基本的にどの症状でも一度で完全に治る症状はありませんのでその人その人に合わせた定期的なケアが必要になります。

例えば足の捻挫などの組織の損傷などの場合は炎症(熱っぽい感じや腫れ)が収まるのに2~3日、痛みが治まるのにそこから4~5日、元の通りに関節や筋肉が動くようになるのに1週間から2週間程度とばらつきがあり、更にそこから運動をしている、していないなどの個人差などもある為、検査と問診をしっかりと行い適切な通院ペースなどを相談し、提案させていただきます。
また、身体が固かったり歪みが強かったりする場合は定期的なケアや骨格の歪みの矯正などを行い、怪我の再発防止に努めてまいります。

その他の通院ペース(例)

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは腰の間にあるクッションの役割をするものが後ろに飛び出してしまった状態をいい、その飛び出して神経系を圧迫してしまい腰痛や足の痺れなどの不調を起こしてしまう事をいいます。
この症状の原因のほとんどが姿勢の悪さ、腰の筋肉の固さ、骨格の歪みなどです。
特に腰の周辺は負担がかかりやすく普段の癖を意識して治すのは中々難しいため、無意識のうちに負担をかけてしまい、症状を長引かせてしまいます。
その為、腰椎椎間板ヘルニアでは月単位で身体のケアをしていく必要があります。

腰部捻挫(ぎっくり腰)

荷物を持ち上げたり、何かをしようと動作をした瞬間に腰に突然激痛が走り、立ったり歩いたりできなくなってしまう通称ギックリ腰、酷い場合には全く動けなくなり、腰を触ると熱があるように感じる時もあります。

ギックリ腰は腰の捻挫と言われている為、熱がある場合にはしっかりとアイシング(冷やす事)をし包帯やテーピングで固定し、安静にしたうえで周囲の筋肉を緩めて負担を減らしていきます。

このような急激な痛みを伴うものは2~3日で炎症が収まりそこから身体の固さやバランスの乱れなどを見ていこうとなりますので、痛みのみの治療をご希望なら続けてご来院いただいて2~3回、再発防止、身体のバランスのケアを続けるなら最終的に1週間に一回か2週間に一回のペースでケアしていく事をお伝えしています。

腱鞘炎

手の使い過ぎによる腱(筋肉の端にある白いスジ)がなんども腱鞘と呼ばれる靭帯の輪っかのような部分で擦れ、腫れたり痛みが出て動きが悪くなったり動かすたびに痛みが出てしまう症状の事を腱鞘炎といい、似たような症状に指の使い過ぎやホルモンバランスの乱れなどにより起こるバネ指などがあります。

腱鞘炎はしっかりと固定をして安静にしてまったく動かさないようにすれば4週間程度で治ると言われていますが、4週間仕事も家事もせずに手首から先を全く動かさないで生活するというのは実際不可能なため痛みや動きのケアを行いながら無理のない範囲で仕事や家事を行う必要がある為、腱鞘炎に関しては時間のかかるものとなります。

膝の痛み

膝の痛みにも様々あり子供が成長期になりやすいオスグット病という成長痛(身長が急に伸びた時骨は伸びたが筋肉が伸びておらず引っ張られる事で痛みが出る症状)は放置してしまうと骨の変形や本来伸びるはずの身長を阻害してしまいます。

そのため、筋肉を柔らかく伸びやすくし身長が伸び切ってしまえば症状は落ち着いてくるものとなります。

 

逆にお年寄りなどの変形膝関節症などは昔からの筋力の低下や身体の固さ、バランスの悪さなどが積み重なって出てきている症状になるので治るまでには時間がかかると言われており日々のケアが大切となっていきます。

まとめ

症状の程度、現在の環境によって何日くらい通えば良いのかは異なります。

気になる症状でお困りでしたら当院にお気軽にお問い合わせください。

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